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spモードメールにおいて Java メソッドが実行される脆弱性

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JVN#89260331
spモードメールにおいて Java メソッドが実行される脆弱性

概要

株式会社NTTドコモが提供する spモードメールには、 Java メソッドが実行される脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Android 4.0.X およびそれ以前向け spモードメール rev.5900 から rev.6300 まで
  • Android 4.1 およびそれ以降向け spモードメール rev.6000(初版) から rev.6620 まで

詳細情報

株式会社NTTドコモが提供する spモードメールには、デコメ絵文字 POP の処理に問題があり、spモードメールの権限で実行可能な任意の Java メソッドが実行される脆弱性が存在します。

想定される影響

細工されたメールを開くことで、spモードメールの権限で実行可能な任意の Java メソッドを実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダステータスステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ該当製品あり2014/03/18

参考情報

    JPCERT/CCからの補足情報

    JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

    2014.03.18における脆弱性分析結果

    評価尺度攻撃成立条件評価値
    攻撃経路インターネット経由からの攻撃が可能
    •  
    認証レベル匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
    •  
    攻撃成立に必要なユーザーの関与ユーザが何もしなくても脆弱性が攻撃される可能性がある
    •  
    攻撃の難易度ある程度の専門知識や運 (条件が揃う確率は高い) が必要
    • 中 - 高
    •  

    各項目の詳しい説明

    分析結果のコメント

    細工されたメールを受信し、ユーザが閲覧することを想定しています。

    謝辞

    この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
    報告者: 徳田裕典 氏

    関連文書

    JPCERT 緊急報告
    JPCERT REPORT
    CERT Advisory
    CPNI Advisory
    TRnotes
    CVECVE-2014-1979
    JVN iPediaJVNDB-2014-000029
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